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「正義の味方」は赤ちゃんの時から備わっている
2017.01.31
カテゴリー:ニュース
これまで「正義感」が芽生えるのは3歳頃から5歳頃といわれていたが、弱いものを助ける感覚は生後6ヶ月ですでに備わっていることが「京都大学の研究グループ」の実験から明らかになったという。
京大で「攻撃者」「犠牲者」「正義の味方」「傍観者」4種類のキャラクターを登場させたアニメ動画を作り、「正義の味方が助ける」と「傍観者は何もしない」を4回ずつ交互に繰り返し見せた。
その後「正義の味方」と「傍観者」の実物キャラクターを乳児の前に置き、どちらに触れるかを調べると、生後6ヶ月の乳児20人のうち17人が正義の味方を、3人が傍観者を選んだ。
色を変えた別パターの動画を見せても乳児は色の好みではなく、攻撃者から犠牲者を守る行為と理解して選んだと言えるという。人は生まれながら正義感の原型が備わっている可能性があるということらしいが、世界中の幼児からも同じ結果が出れば、幸せな気分にひたれるけれど・・・。