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「稀勢の里」勝利の世界で流す男の涙は美しい
2017.01.24
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今年の大相撲初場所は22日に千秋楽を迎え「稀勢の里」が19年ぶりと言われる日本人横綱が誕生した。
そのインタビューで「一日一日が一番と集中した結果と思う。」「支えてくれた人々へ感謝しかない。」と涙がこぼれる。大の男が感動の涙を流すには、その想いと努力が如何に大きかったかを物語っている。
その後「尊敬され模範となるような力士になりたい。そのためにはもっともっと努力しなければならない。」「生き方としても周囲から見られていて、責任ある地位で中途半端な気持ちでいられない。」と覚悟を語る。
次の目標はと聞かれると「自分が思う相撲を取り続けるために、体調を管理し、一日一日納得できる相撲が取れる力士になりたい。」人柄が偲ばれる。神に捧げる行事とも言われる日本の国技で、長い間日本人横綱がいないのは本当に淋しい限りだった。
世の中には今回の決定は甘い!と批判する人も無きにしも非ずで、海老蔵さんがその甘い!と言う意見をツイートしているらしいが、またそれを反対する人達もあるようだ。ともあれ新横綱に心からの拍手を送りたい。
ニュータウンの中に作られた野外土俵。ここに転居して何十年もたつが、最初は縄を円形に埋め相撲が出来るように作られていた。子供達が遊ぶうち無くなったのか、あるいは崩れて危険になり外されたのか?今は土俵の体をなさないが、屋根と4本の柱だけがその面影を残している。