音楽&教育 カテゴリー
日本の抒情歌
2007.10.18
カテゴリー:音楽&教育
今年の夏、毎年演奏に行く老人施設に行けなくなり、知人が代わりにとても良い演奏をしてくれたおかげで、いわゆるドタキャンにならず、迷惑もかけずにすんだ。その施設から、先日10月ならOKか?と問い合わせがあった。相棒愛子さんの病気も完治したことだし、急な話だが(誰かの穴埋めかも?)出来る限りはお役に立とうと28日(日)に予定を取った。夏の選曲とはプログラムを変えなければならないので練習が大変だ。
古くから歌われた童謡や、以前文部省唱歌といわれていたものを、最近では日本抒情歌と呼んでいる。8月はその夏シリーズを考えていたので、秋シリーズに変えなければならない。
いつかソプラノ歌手、島田祐子さんが、日本の抒情歌は凄く神経を使うから疲れると言っておられたが、本当にその通りだ。特にキーボードとギターの演奏で編曲しようと思うと、とても難しい。抒情歌からはギター合奏用にアレンジした「小さい秋見つけた」「赤とんぼ」「もみじ」など5曲を選んだ。
代わってくれた知人は歌も入れていて、楽器のみの演奏とは一味違い、良い雰囲気になっていた。今回われわれも試しに歌を一曲入れてみようと思う。どうなることやら・・・。
アルカモネさま 抒情歌は私たちも「里の秋」「十五夜お月さん」の2曲を加えています。
いつも、クラシック、抒情歌、ポピュラー、演歌など、万遍なく
選ぶようにして、反応を見ているのですが、はじめて行ったときから
比べると、選曲が変わってきました。(古い演歌は遠のいてきました)
明治生まれの方が少なくなってきたせいだと思います。
歌詞集を渡して歌ってもらったりして、どんなタイプの方にも
合うようにはしてるのですが、毎回顔ぶれが違っています。
特別養護老人ホームなので、認知症の方が多いのですが、
せっかく練習するのなら、分かってもらえなくても、どんな場所でも
(老人施設以外でも)演奏できるよう、レパートリーにしようと思うと編曲に悩みます。
キーボードはいろんな楽器の音が出せるので結構楽しめますが、
ところが、ギターにメロディが来て、伴奏にまわると、音が合わなくなり
その意味で編曲と音作りが大変です。
我々の大学のギター部OG/OBの集まりである「セカンドウインド」でも「赤とんぼ」や「ちいさい秋見つけた」はレパートリになっています。本当は、レパートリになってますというのも恥ずかしいほどなんですが。 「旅愁」や「里の秋」も練習しています。「秋桜」も少し練習しましたが、ちょー難しいです。
我々もギターだけなので、たまにはハーモニカを入れたり、皆さんに歌ってもらったりしていますよ。
それでは編曲がんばってください。
老人施設と言っても、私たちと年齢が近づいているので、案外、サザンオールスターズの「ツナミ」やジャズの「フライミツーザムーン」なんかが受けたりして。