音楽&教育 カテゴリー
日本人のビート感覚
2007.02.17
カテゴリー:音楽&教育
公民館ギタークラブに新入部員があり、経験者なので即戦力になるとみんな喜んだ。長くつづいているクラブで、部員はかなり力がついていて、初見で弾ける人があったりと充実している。昨日の練習でその人は「2/4拍子なのにみんなは4/4拍子に取っていて弾けない」と言う。これは彼が言わんとすることの説明になっていないが、彼の言いたいことは直ぐに理解できた。私から見れば彼の方が4/4拍子に感じていて、逆なのだが・・・。
音楽の説明は言葉では難しい。このタイトルも最適かどうか考えたが、言いたいことの何分の一かはホームページ「ワンポイントレッスン」に書いているので、興味のある方は見て欲しい。
はじめて松田先生のレッスンを受けたとき、実は私も先生の説明が理解できなくて、反抗しているように見えたようだ。「どんなに感性が豊かでも、私の言うとおりにしなければ、表現できませんよ」そして「言うとおりにしないのなら、レッスンに来なくても良いですよ」とまで言われてしまった。
先生のレッスンを受けた時には、洋楽の本道を知らないまま、かなり自分が出来上がっていて、反抗している訳ではないが、理解できなかったのだ。今から思えば恥ずかしいような意識だった。何ヶ月かして、先生の言われることが一つ理解できたとき、頭の中にある小さなランプがつぎつぎと灯っていくのを知った。
カルチャーショックを受けたが、先生の言われる本場の音楽が分かったとき、これまでの自分がとても恥ずかしいと思った。