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関西二期会の オペラ「魔笛」
2006.10.08
カテゴリー:音楽&教育

関西二期会第65回オペラ公演がアルカイックホールで上演され、知人が出演するので出かけた。

 

公演はモーツアルト作曲の「魔笛」。「魔笛」と言えば、この中のアリア「あゝ何と素晴らしい響き」をソル(1778ー839)が「魔笛の主題による変奏曲」としてアレンジし、世界中のギタリストが好んで演奏する馴染み深い曲でもある。

 

有名なギタリスト、故セゴビアが「ギター弾きはもっと歌を勉強しなさい。特にオペラを学ぶのがよい」と言ったと聞き及んでいるが、日本では実際にオペラを鑑賞する機会は少なく、国外からの来日公演は高価でなかなか手が出ない。

 

今回の公演は初の「歌唱・セリフとも原語による上演に挑戦」とのことだったので、内容が理解できるかと心配したが、舞台に字幕がつけられ、会話と歌の内容すべてを理解することができたし、演出も良く好演でとても楽しめた。

 

原作は当時宮廷劇場で上演されていたオペラと違い、大衆向けの芝居小屋で上演するために作られ、ストーリーも途中で善玉と悪玉が入れ替わるなど、矛盾が多いと言うことだが、このように言葉が理解できる公演なら、子供達に鑑賞させてあげても結構楽しめるのではないかと思えた。勿論字幕に工夫がいるが・・・。

 

 

 

 

RIMG2482.jpg

 

 

公演の写真は撮影禁止で掲載できない。ホールからの帰り道、阪神電車に乗る寸前歩道橋からの夕焼けがとても綺麗だったのでパチリ。帰ってからよく見たら右端に飛行機が飛んでいた。伊丹空港から飛び立ったものだろうか?

 

 

 

 

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