音楽教育(レッスン) カテゴリー
ギターレッスン第3回「初心者は手を見ないで練習しましょう」
2013.10.15
カテゴリー:音楽教育(レッスン)
ギター練習を始めた時は手を見ないで練習しましょう
はじめてギータを持つと、何処に弦とフレットがあるのか分からなくて、どうしても指を見てしまいます。でも、指を見るということは、独立出来る指(子供達)を、目(親)が過保護にしているのと同じことなのです。
指は訓練すれば立派に自立できるのに、目が助けると一人では動かなくなる無精者です。目は楽譜を見る役割があり、脳のパーソナルコンピューターに司令を仰ぎ、指にいち早く適切な命令を下さなければなりません。これはPCでのブラインドタッチをマスターするのと似ています。
クラシックの演奏会で演奏家は左手を見て演奏しています。それは高度な曲を独奏する場合、移動が頻繁に行われるのと、暗譜が完全に出来ているからで、初心の方が指を見て練習するのとは別の問題です。暗譜するほどしっかり練習が出来たら、左手を見て弾くのが自然ですが、弾き語りの場合はマイクの位置が口から外れないように注意しなければなりません。