音楽雑記 カテゴリー
2009年全音のカレンダー
2009.09.01
カテゴリー:音楽雑記
2009年も三分の二の年月が過ぎ、早くも9月に入り、7、8月のカレンダーを外した。全音楽譜出版社が作成した今年のカレンダーは、「世界のオペラハウス」だ。見事な天井画の写真で制作され、とても見応えのある素晴らしいもの。
自宅のレッスンにくる、Hくんがある日こんなことを言った。「ここに来る楽しみの一つは、このカレンダーを見ることなの!」で、私は「このカレンダーがどうして楽しみなの?」と聞くと、「ぼく、綺麗なものを見るのが好きだから!」
小学4年生の言葉とは思えなくてビックリした!「じゃあ、これまで終わった古いの残しているからあげようか?」と聞くと、「うん!」というので全部あげてしまった。
二ヶ月毎の大きなカレンダーで、写真の作品を大切にしているから、カレンダー機能としては使い勝手は良くないが、オペラハウス独特の、美しい天井画とシャンデリアに、うっとり見とれてしまう素晴らしい作品だ。 小学生がこの写真を見て、美しいと思う感性の凄さに敬服してしまった。
7、8月の写真は「ベルサイユ宮殿」のオペラハウス。世界の数ある歌劇場の中で、私が実物を見たのは唯一この歌劇場だけだった。
9月になった今は、「プラハ国立歌劇場」の天井画を毎日うっとり眺めている。実物を見ることは多分ないだろうと思いながら・・・。
写真のカレンダーを、私のカメラで再び写真にすると、美しさが損なわれ、作品価値が下がってしまったが・・・。