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童謡 七つの子
2008.10.11
カテゴリー:音楽雑記

童謡七つの子は、作詞 野口雨情、作曲 本居長世で、数多い童謡の中でも、誰もが知る名曲である。大正10年(1921年)、児童文学雑誌 「金の船」7月号で発表されたそうだ。歌詞は

 

 

烏 なぜ啼くの 烏は山に

可愛い七つの 子があるからよ

可愛 可愛と  烏は啼くの

可愛 可愛と 啼くんだよ

山の古巣に  行つて見て御覧

丸い眼をした  いい子だよ

 

 

ザ・ドリフターズが当時の人気番組「8時だョ!全員集合」で、《カラス なぜ鳴くの カラスの勝手でしょ》と歌って以来、子供達の間で《カラスの勝手でしょ》が大流行した。1980年初頭のことである。

 

高校のクラブでこの「七つの子」の話が出て、ある一人の生徒が「《カラスの勝手でしょ》が正しい歌詞ですよね?」と言う。「えっ!そうじゃないんですか?!ずっとこれが正しいと思ってました!!!」「えぇ~!ホントにそう思ってたの!!!」とこちらがビックリ!

 

テレビの影響は強力だ!替え歌は悪いとは思わないが、本歌を正しく知ってから歌って欲しいものだと思う。

 

この歌の「七つ」には「七羽」と「七歳」の二つの説があるそうだ。私はずっと「七羽」だと思ってきたが、野口雨情がそのことについて記述を残していないので、故人となってしまった今では確かめる術もなく、今ではどちらでも良いというのがあらかたの意見だそうだ。

 

なお、1995年に著作権は消滅している。

 

 

 

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ひつじ雲だと思ったが、うろこ雲かも知れない。谷村新司の「いい日旅立ち」の2番の歌詞に「ひつじ雲をさがしに~」とあるのを思い出した。カラスは飛んでいなかった。

 

 

 

 

 

 

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