音楽雑記 カテゴリー
胎教は実証されたと思う
2008.02.15
カテゴリー:音楽雑記
Sさんがレッスンに来たのは彼女のお父さんが亡くなった直後だった。外大でロシア語を学び、理知的で爽やかな女性だ。かねて交際中の、これまた爽やかな青年と結婚し、出産ギリギリまでレッスンに来ていた。その時「この子はきっと音楽の好きな子になるだろうね~」と話しあった。
男の子を無事出産、間もなく赤ちゃんを連れて教室に遊びに来てくれた。横に寝かせ、彼女と私がペチャクチャしゃべると、その赤ちゃんが、ニコニコして私の顔ばかりジ~と眺める。まるで、「前に聞いたことのある懐かしい声!」と言わんばかりに。
「何だか懐かしそうに私の顔ばっかり見るわね~」と二人で話した。試しにギターをジャ~ンと鳴らしてみたら、更にニコ~と笑ってくれた。
その彼女が引っ越してニュータウンにやってきた。赤ちゃんだったTちゃんはもう幼稚園児。そしてしっかりとお母さんをしている彼女から、久しぶりにメールが届いた。
【幼稚園での課外教室のピアノを、Tが習いたいというので、習うことにしました。昨日のレッスンで、お腹にいる時に音楽聞いたり歌ったりしていたのでは?家の音楽環境がいいのですか?」と言われました。ギターの音が影響していたのでしょうか、驚きです!】
もう少し詳しく説明して!と解説を頼むと、【今はピアノを弾く前段階で、脱力の方法、指や手首の形と動き、リズムを体で覚えるなどをしていて、夏から曲を始めるらしいが、先生の言われる事がすぐに出来るようで感心されました。】とのこと。
音楽の胎教を実践した話だから、当然のことと思いながらも、感心と感動に胸躍る一日となった。
相棒愛子さんが教室で育てているチューリップ。赤とピンクが何ともかわいらしい。Tくんもこの色のように優しい心の持ち主に育って欲しい。
スパム対策で、こんな形にいたしました。ご面倒をおかけしますが、
ご容赦ください。
胎教はやはりスゴイですね!
これから出産する方の参考になると良いと思います。
すごいですね。感動ですね。
リズムなんかも、きっとおなかの中や
小さいうちに養われるのでしょうね。
私の母親は私がおなかにいるとき、いつも
「上海帰りのリル」を歌ってくれたらしいです。
おかげで今でもこの歌、大好き!!