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ラグビーで言う「One for all, All for one」という言葉
2020.01.28
カテゴリー:音楽雑記

「学生時代ラグビーをしていた」と言う方の記事で「One for all, All for one」という言葉を見つけた。『それぞれのポジションでその人が自分の役割を果たさないと、トライが取れないということで「一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために」と訳される。』

 

また『ミスはいつでも起きるが仲間がフォローし、ミスを責めず、フォローできなかった自分を責める。この繰り返しでチームが一つの目的に向かって機能する』とも書かれていた。楽器のアンサンブルも全く同じ!と感動したが、先日の演奏録音を聞き、音楽は少し違う!と少なからぬ衝撃を受けた。

 

これまで「目的は一つ」と活動してきたが、先日の録音を聞くと、何とも味気ない演奏で色も艶もなく「私の演奏聴いて!」と自己主張している割に、色と景色が感じられない。参考用に私がSinger Song Writer で作成した機械音の方がまだ情緒があるのでは?と思う。感情表現の欠かせない音楽だから、ラグビーと同一視は出来ないと改めて思い知った。

 

他のポジション(パート)と心を一つにして感動を共有するのは同じでも、目的の内容が少々違う。演奏するものにとっての「一つの目的」とは、美しく豊かな演奏(音楽)で、ラグビーで言うトライ!とは同じでない。「静の感動」と「動の感動」には大きな違いがあった。

 

子供の頃から基本とマナーをしっかり学んだからこそ、世界で活躍するラガーマンが生まれるのだろう。音楽に色と艶が出ないのは基本練習の不足と勉強不足で、楽しい音楽を作るには先ずは基本をしっかり積み、練習を繰り返すことだろうか?と思い返す一週間だった。

 

 

 

 

 

ヴァイオリンと違いギターは低い位置にあり、譜面台を使うとギターと指が隠れ、観客からは楽しみが半減する。譜面台は常に低く!と話してるが、歳を重ねてくると楽譜が見づらくなってきたようだ。

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