人生 カテゴリー
野崎観音「一峰和尚」のことば
2019.08.12
カテゴリー:人生
ある友人が生前の一峰和尚様から頂いていた言葉が、あまりにも素晴らしかったので、コピーさせてもらっていたが、お盆の支度をしていたら不意に見つかった。
◆この世で背負った荷物を、この世でおろすのを「順現報受」と言う。
◆この世で背負った荷物を、次の世でおろすのを「順次生受」と言う。
◆この世で背負った荷物を、次の次の世でおろすのを「順後次受」と言う。
○ この世は、前の世から見れば、次の世であり、前の前の世から見れば、次の次の世でもある。
○ 順現報受 順次生受 順後次受 は三世に渡って入り交じりつつ続いている。
○ 要するに、人はいつも荷物を背負って歩くものである。
○ この世で荷物を背負うのは、知らぬ前世に背負うべき縁を作ったからである。
○ 背負うべき縁とは、背負わせたから、背負わされるハメになった縁である。
○ どうせ背負わなければならないのなら、今背負っておいたほうが良い。
○ エライ目に遭う人には、神様や仏様や天が、エライ目に耐えて切り抜けてゆく才能を与えている。
○ 才能に応じて生きるのを、生きると言う。
○ 金持ちになる才能も、貧乏する才能も、重い荷を背負う才能も、天与の才能で、どれが良くてどれが悪いということはない。
○ 楽しみながら苦しむより、苦労しながら楽しむほうが良い。
○ 山万緑、海蒼茫、鳥高く、魚低く、何ぼでも楽しいものはある。
○ 金なんか儲けるより、人のために苦労するほうがよっぽどよい。
○ 人のために苦労する、ために金がいる、ために苦労する。
○ つらいときは、あそこの空は青かったなあ、あそこの山の緑はキレイだったなあと思いながら耐える。
○ エライ目に遭えば遭うほど生き生きとせねばならぬ。
○ いきいきと生きるのを、生きるという。
お盆の時に忘れていたこの文章が見つかるのは不思議な縁!ご先祖様からのメッセージだろうか?