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唐招提寺は修理中だった
2008.07.30
カテゴリー:歴史
多忙な一週間が終わり、7月も残りわずかになったが、今月は水曜、木曜が5週あり、発表会も終わったことだし、少しのんびりしようかと、休むことにする。ちょうど友人と奈良に行くことになり、この暑いさなか、唐招提寺と薬師寺に出かけた。
何も調べずに出かけたら、唐招提寺の金堂は大規模な修理中で、何も見ることができなかった。しかもあの国宝「鑑真和上座像」は7/12~8/31まで、静岡県立美術館に貸し出し中とか!ついてないことこの上ない!有名なハスも沼のほうはまだ早く、鉢植えのみを何とか見ることができた。
その後、薬師寺に行ったが、こちらは何年か前に修理が行われたようで、伽藍も回廊も美しく、1300年から現在に至る歴史を持つ東塔と1980年代に修理された比較的新しい西塔が対照的にたたずみ、奈良らしい趣を感じることが出来た。
法隆寺に足を伸ばす予定だったが、この暑さの中、とてもじゃないが元気が出なくて諦めた。
左が東塔。6重の塔に見えるが、各層に裳階(もこし)と呼ばれるのがつけられ、この特異な形が律動的美しさを保ち、「凍れる音楽」という愛称がつけられているそうだ。何故凍れる音楽なのか?ピントこないところがあるが・・・。写真右が新しい西塔。