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高倉寺
2006.01.02
カテゴリー:歴史
昨日初詣に行けなかった高倉寺に今日出かけた。この高倉寺は文武天皇(707年)の勅命で行基が開基。その後聖武天皇の時代に七堂伽藍49の子院を建立、歴代天皇の勅願寺となり、810年弘法大師が大日如来を刻み安置して以来、真言宗となる。
高倉天皇(1161~81)が行幸のとき、深い感銘をうけ「高倉山天王院」の山号寺号を与えられ隆盛を極める。
ところが、織田信長の焼き打ちにあい、ことごとく焼失。現在残っている廟や堂は、1614年岸和田城主の三男、小出大隅守三尹が代々の祈願所として築いたもの。
今日は曇天で写真が撮れなかった。由緒あるお寺だとは思っていたが、京都の寺院のような華やかさが全くない。訪れる人も少ないが、そのたたずまいに何となく風格があり、以前から好きなお寺だった。ネットのお陰で改めてその歴史を確認することができ、近くにあって5分とかからずに訪れることが出来るし、とても誇らしい初詣となった。