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堺・南宗寺(なんしゅうじ)に家康の墓がある!
2017.12.04
カテゴリー:歴史
若い頃堺生まれ、堺育ちの母から「南宗寺に家康の墓がある!」と聞いていたが、その頃歴史に詳しい知人に話しても「そんな話聞いたことがない!」と誰も信じてくれなかった。
先日NPO法人いづみ健老大学主催で旭堂南陵氏による「堺の歴史ウソマコト」の話を聞き、母が話していたのがどうやら本当らしいと思った。
「南宗寺史」には「家康が大坂夏の陣(1615)で茶臼山に敗れ駕籠(かご)で逃げる途中、後藤又兵衛に槍で突かれた。かろうじて堺まで落ち延びたが、駕籠を開けると既に事切れており、遺骸を南宗寺の開山堂下に隠し、後に改葬した」と紹介されているそうだ。
その駕籠は日光東照宮で保管されていて、槍で突いた跡があるとのこと。家康の影武者説も聞き及んでいるので、信じるか?信じないか?はあなた次第(笑)
現在の墓碑には建立者の中に、松下幸之助氏と丹羽正治氏の名が刻まれており、母から聞いたところでは、丹羽氏は縁者ではないが、過去に母方の伯父と深い関わりがあったと聞いている。
旭堂南陵氏によると、現在この墓石は残念ながら一般公開していないとのこと。関連記事は「家康 南宗寺」で検索すれば多くのサイトを見ることが出来る。
写真は「近畿地方の古墳巡り!」さんからお借りした。瓦には葵のご紋が入っている。