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脳の活性化には指の独立性が重要ではないだろうか
2021.04.04
カテゴリー:健康
昔から衰えは「頭」と「足」から来ると言われていたが、最近「認知症」問題が盛んに取り沙汰され、サプリの広告に始まり、予防のための食品、運動など頻繁にマスコミを賑わせている。
サプリも方法の一つだが、最近は脳神経の活性に有効なのは「指を使うこと」と言われることが多くなった。楽器を演奏する者にとっては喜ばしい現象ではある。
ずっと昔に義足や義手を扱う社長と話したとき、『ヒトの足の動きは単純だが、指の動きは至って複雑でそれを義手で表現するのは難しい。』と言われた。
あれから何年も過ぎ「手」に関してはかなり優秀なものが製造されていると思うが、問題は「指」で、この10本の指それぞれの役割と全く同じ能力のある「義指?」を作るのはどうだろう?現代ではITの発達と更にAI(人工知能)が導入され「ヒト」の手と変わらない優秀な指が出来ているだろうか?
演奏家は、指を独立させそれぞれ違う役割を果たし、それを聞く聴衆の脳神経を刺激し感動を与える。このように脳神経を存分に働かせる機能を人間に創造された(創造主は神?)ことに改めて驚愕する。
10本すべての指を思うがままに働かせられるのを指の独立性と言うが、この独立性を育てれば脳神経は活性化し、延いては認知症予防にもなると言われているのだが・・・。
独立性を育むのは楽器ばかりでなく、アスリートや、巧みの技の工芸家などにも当てはまる。また折り紙も良いと聞くが、ただ丁寧に隅々まで、きっちり折る必要がある。パソコンで両手すべての指を使うブラインドタッチも良いかもしれない。
近くの神社に咲いていたこの花は、カリンの花と聞いた。鉢植えなので多分実はつかないと思う。カリンの実をホワイトリカーで漬けると、喉に効果があると聞いて漬けたことがあった。