発見 カテゴリー
蛇苺
2008.05.23
カテゴリー:発見
毎年この季節になると、散歩の途中でヘビイチゴを見つける。子供の頃はよく見かけたが、大人になってからはあまり見かけなかった。最近デジカメをいつも持ち歩いているので、良く見つけるようになり、とても懐かしいと思う。子供の頃、このイチゴは毒があると信じていた。しかも私の記憶では、これを食べると、目が見えなくなるか?耳が聞こえなくなるか?そんな風なことを言われていたような気がする。
昨年「蛇苺」で検索したら、毒性はなく、しかもこの苺でジャムを作っているグループがあることを知った。今年また検索をしたら、そのサイトは見あたらなかったが 「ヘビイチゴのジャム作りました」 という記事を見つけた。
そのままでは、歯ごたえもなく無味、2個と食べたくないような味らしい。毒性がないと判って、食べてみようか!とも思うが、子供心に騙された、目にくるのか、耳にくるのか、そんな記憶が脳裏にこびりついているようで、どうも勇気がでない。まして、2個と食べられないような味と知ると、なおさらそこまでしなくても良いか!ってことになる。
でも、ジャムにするとまあまあの味になるようだ。語源はヘビが食べるイチゴ、イチゴを食べに来る小動物をヘビが狙う、ヘビの出そうな場所に群生している、味が無くて不味いから、こんなものはへびにたべさせておけばいい、などと諸説があるらしい。
どうやらこの苺はあまり美しい場所には出来ていないようで、見るからに不味そう!美味しければ鳥や動物が食べに来るから、直ぐに無くなるはずだし、いつまでも残っているということは・・・。