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パッションフルーツ
2008.08.31
カテゴリー:日記
はじめて知ったパッションフルーツをファッションフルーツと聞き違え、我ながらお笑いものだと思った。届けてくれた彼女は、前回書いたように高校生だが、毎年夏休みは家族旅行を今も続けているそうだ。どの家庭も子どもが小さなうちは、何処かに旅行するが、中学生以後はだんだん行かなくなることが多い。昨年行った奄美か沖縄かで食べたのが忘れられず、注文して大阪まで送ってもらったそうで、今年もまた食べたくなって送ってもらったからお裾分けとのことだった。
言われるとおりシワシワになってから冷やして割ってみた。とても爽やかな良い香りがして、黄色いジュースがこぼれた。スプーンですくって、実を食べた。殆ど種なのだが、甘酸っぱくて今まで味わったことのない不思議な味と食感だった。これは病みつきになりそう!
それでネットで検索してみた。
トケイソウ科トケイソウ属 。原産:ブラジル地方。 シーズン:国内産 6月~8月頃。 主な産地:鹿児島(奄美)、沖縄、東京(小笠原)。
「パッション=情熱」と思われるが、このパッションは「情熱」ではなく、「キリストの受難」のこと。花の形がキリストが十字架にかけられた姿に似ていることか付けられたようだ。日本では花が十字架ではなく「時計」に見えたので、「トケイソウ(クダモノトケイソウ)」とよばれている。
形は丸いボール形をしていて、半分に切ると、種を包んだゼリー状の果実と果汁が入っている。それをスプーンですくって食べればよい。甘酸っぱい香りが広がり、種はそのまま飲み込んでもいいし、パリパリと噛んでもOKと説明されていた。
ネットでは形と色は届けられるが、香りと味を届けることが出来ないのが残念!旅をしないで、珍しいフルーツを味あわせてくれたAちゃんとそのご両親に感謝!