大阪府泉大津市と堺市にある音楽教室です。ギター・ピアノ・その他レッスンを行っています。

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花を愛でない人たち
2008.04.25
カテゴリー:日記

 桜はすっかり葉桜になった。春から、桜の枝を折る事件に始まり、最近チューリップをメッタ切りする、悪質な行為が続出している。中学生か高校生が、面白くないことばかり!と世の中に八つ当たりしているのだろうと思っていたが、防犯カメラに写ったのは中年の男性だった!

 未成年者が、花に当たるのは、許されないこととは言え、成長していない精神状態と理解できなくもない。でも若者の見本にならなければならない、中年男性がいることを知ると、なんとも肌寒い。

 「聖火問題といい、おおらかな気持ちをなくしてしまうようなことがいっぱい。なんとか出来ないものでしょうかね(@^_^)ゞ」と、掲示板にコメントを下さったのを見て、みんな国民の義務を忘れているんだなぁ~と思った。

 やがて憲法記念日がやってくる。憲法と言えば常に第9条ばかりが取り沙汰される。学校で憲法は一応学んだが、私を含め9条以外判らない人が殆どと思う。それで憲法を調べてみた。

 第3章 国民の権利及び義務、第12条に、この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。とあった。

 「公共の福祉のため」と言うのが、その後何度もでてきた。平たく言うと、日本国民の自由と権利は憲法で保証するが、不断の努力で守らなければならないし、濫用してもならない。そして「公共の福祉」のために使う責任がある。ということだと思う。

 人の迷惑を考えない身勝手な人が増えているが、憲法記念日も来ることだし、自由と権利は「公共の福祉」のために使う、それが国民の義務だとメディアも伝えて欲しい。

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こんなにも優しくて柔らかく、ひ弱で愛しいチューリップの首を、叩き切りたくなる心って、いったい何なんだろう?弱いものへのいじめ?

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