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二つの嬉しい出来事
2006.01.15
カテゴリー：日記
約束どおりの日程でパソコンが戻ってきた。そして今日最初の嬉しいニュースは、中学受験でレッスンを休んでいたT君が、希望どおりの中学に合格したと言うものだった。小学生の小さな胸を、どんなに痛めていたことだろうと、心からおめでとうと返信メールを送った。
PCが使えなかった先週、いつもどおり買い物とウオーキングを兼ね歩いていると、団地内の小さな道の真ん中で、日本犬がポールを引きずって立ち往生していた。慣れない犬は怖くて触れないので通り過ぎたが、そこに車が来てそれでも動かなかった。
心配になり後ろを振り返ったら、どうやらその車の運転者が道の脇に連れて行ったらしい。キャンキャンと鳴き声が聞こえていた。
帰り道その空き地を見たら、小さな旗のついたポールに首輪がついていて、住所と○○タローと書かれたタグが残っていたが、犬の姿はどこにもなかった。
ポールにつながれた犬が、どうしてこんな場所で立ち往生していたのか、たぶん飼い主が探しているだろうし、どうしたものかと迷った。
住所が記されていたので、電話をしてあげようかと先ず考えた。しかし最近は余計なお節介をして、災難を被ることも多々あるので、取りあえず今日の所は様子を見ることにして、家路についた。
翌日その場所をもう一度確認したら、マクドナルドの旗とポールで、そのまま残っていた。一旦家の近くまで戻ってきたが、でも私が飼い主なら教えてもらった方が嬉しいことなので、再び現場（犯罪ではないが）に戻って住所と名前をメモり、タウンページで電話番号を調べた上で電話をしてみた。
留守だったのでメッセージを残したら、間もなく電話があった。マクドナルドで買い物をする間ポールにつないでおいたが、そのときちょうど女子高校生が20人ほどいて、一斉にタローを構ったようだ。尻尾を丸めて怖がっていたが、そのうち我慢できなくなったのか、逃げ出したらしい。
たとえ花の女子高生と言えど、20人もの女性に囲まれたら、大人の男性でも恐怖を感じるかも知れない。いくらかわいい、カワイいと呼ばれようと･･･。
タローはその日のうちに帰り無事だったようだ。引きずって走ったポールはお店に返すことが出来たそうで、飼い主の奥さんはとても喜んでくれ、今日改めてお礼の電話が入った。
「ご親切な方がいらっしゃるので、とても嬉しいです！本当に感謝しています！」と晴れやかな声だった。
二つの嬉しい事で、今日は終わった。
