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子供と手をつながないで歩く最近の親
2016.09.20
カテゴリー:日記
最近幼児と手をつながずに歩いている光景をよく見かける。ある日駅前に出かけたとき、小走りしていた幼児が突如振り返り私に突進してきた。私は慌てて立ち止まったが、親は私の後ろにいて注意もせず詫びることもなく笑っていた。それからは幼児を連れた若い家族を注意して見ているが、手をつないで歩いている母親をあまり見かけない。先日など若いお母さんは歩きスマホ、子供は3メートルほど先を走っている。すれ違った私は子供は大丈夫か?と思わず振り返った。私の前を歩いていた年配の婦人も私と同じ動作をした。
最近の親はどうして手をつながないのかだろうとネット検索してみたら、手をつながせない子供が多いらしく悩んでいるお母さんの質問コーナーが沢山見つかった。
多動性障害児や自閉症の子供は手をつながせない傾向があるようで、そのような特殊な場合は別として、危険を避ける意味だけでなく、親子が手をつなぐのは心の発達に大切な行為と思うのだが…。
幼児のときに親子が手をつなぐことで「愛されている」「自分は大切でかけがえのない存在」という心の土台《自己肯定感》が養われる。自己肯定感が高いと「勇気」「好奇心」「忍耐力」「思いやり」のある人格が形成されると言われている。
この《自己肯定感》については又の機会に考察してみようと思う。