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NHK 奇跡のレッスン~世界の最強コーチと子どもたち~
2015.05.05
カテゴリー:日記
連休4日の朝、何となくNHK総合TVを見ていたら、フットサル日本代表監督、スペイン出身 ミゲル・ロドリゴ氏が都内小学生サッカーチームを1週間レッスンするというものだった。
初日の練習を見たロドリゴ氏は、問題点を即座に把握した。「パターン化した練習をさせられ、子どもたちは何も考えていない」また「失敗を恐れるあまり安全なプレーに固執し自信を無くしている」。そしてこれまでとは全く違う発想でレッスンは始まった。
「決して失敗を怖がらない!」失敗を恐れると、より安全なプレーをするようになり、言われるままの行動はできても、自ら考えて行動する能力を養うことができないと言う。
もちろん攻撃、防御のための技術を指導しながら、常に走りながら考えさせ、ミスをしても指摘しない。プレーが成功すると最高に褒める。考えたプレーはチーム全体に成功をもたらし、最高の褒め言葉で褒める。それが子どもにとって大きな自信となる。
「ミスを指摘する習慣は止めるべき」「自信が生まれ、自らの強みを知れば人は羽ばたく」「子どもの成長は大人の関わり方次第」などなど、幾つもの名言が飛び出す。
最終日は対抗試合が予定され、その前日は練習をせず、プールで思い切り遊びリラックスさせる。試合当日は、これまで互角に戦った相手チームと、9対0の圧勝となった。
ロドリゴ氏の言うとおり「子どもの成長は大人の関わり方次第」とつくづく思う。