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古い「ヒノキのまな板」削ったら癒やしの香りが戻った
2017.04.02
カテゴリー:料理

昔実家の母と同居することになったとき、家事のすべてを引き受けてくれたお礼に、少々上等の檜のまな板を購入したことがある。

 

母の他界後このまな板は汚れが目立ちはじめ、カンナで削り新しくしたかったが、自分で出来なくてずっと横目で眺めていた。先日工務店を営む中瀬古さんに、カンナで削ってもらえないか尋ねたところ、快く引き受けてくれた。

 

まな板が戻り厚みが薄くはなったが、新品のように美しくなっていた。水で濡らして早速使ってみたら、「ひのき」の何とも香しい香りが漂い、調理の幸せを感じさせてくれた。

 

昔から「ひのき」は高級住宅や浴槽にも使われ、その香りは日本人にとって最高の癒やしとなる。この「わび」「さび」に通じる繊細な情緒は現代人には通じないことかも知れない。

 

話は変わるが玄関にアロマルームランプを付け、好みの香りを楽しむことにしている。先日無印良品で「しゃっきり」と名付けられたエッセンシャルオイルを購入してみた。

 

テスターで確認して購入したが、使ってみたら表現は悪いが、良い香りながらトイレの芳香剤を連想させる香りだった。今日思い切って「ひのき」の香りがするオイルを再度購入した。ひのき造りの新築家屋に入ったような香りがした。でも価格はどのエッセンシャルオイルよりも高額だった(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

2 thoughts on “古い「ヒノキのまな板」削ったら癒やしの香りが戻った”

  1. ひのきのまな板は良いですね。
    最近は樹脂製のものなどがは主流になってきているみたいですが、
    木というものは何とも言えない優しさがあり表面が腐食してきても
    中身はまっさらな状態が何十年、何百年も続きます。
    この時代においてもギターなどの楽器が木で作られていることは
    感慨深いものですね。
    1. 中瀬古さま

      まな板綺麗に削って頂きありがとうございました。お陰で香りもさることながら、いつも台所に立っていた母を思い出しました。
      ギターも木が命で、優れた木が世界的に少なくなり、クラシックギターの価格はどんどん上がっています。

      5月21日のコラボよろしくお願いします。4月に一度リハーサルをしたいのでご都合のつく日、またお知らせ下さい。

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