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サイトウキネンフェスティバル2010
2010.09.10
カテゴリー:演奏会

サイトウキネンフェスティバルに、今年は何とか行けないものかと願っていたら、運よく9月5日のチケットが手に入り、ようやく念願がかなった。

 

心配したマエストロ小澤征爾の健康も無事完治し安堵したが、演奏会間際になり、持病の腰痛悪化により指揮は中止か?と報じられ、またもや心配したが、当日は「チャイコフスキー・弦楽セレナード ハ長調 作品48より 第1楽章」のみを1曲加え、マエストロの指揮で聴くことが出来た。

 

やや痩せておられたが、演奏の前に直接皆さんにお詫びをしたいと挨拶をされ、元気な姿で舞台に立ち、相変わらずの情熱溢れるすばらしい指揮での演奏を聴くことができた。5分以上は立っていられないとのことで、指揮台の上に椅子を置き、たった7~8分の演奏だったが、以前となんら変わらないすばらしい表現の演奏を聴くことが出来た。

 

長い長い拍手のあと指揮は下野竜也氏に代わり予定曲 武満徹「ノヴェンバー・ステップ」琵琶と尺八そしてオーケストラのコラボで、和と洋が見事に調和し、不思議な音の世界に魅せられた。

 

最後はベルリオーズ「幻想交響曲 作品14」この曲でヴァイオリンは勿論だが、管楽器もまたすばらしく、流石サイトウキネンオーケストラは優れた奏者揃いで、久しぶりの感動を味わうことができた。

 

最後までマエストロの指揮で聞くことが出来なかったのは残念だったが、チャイコフスキーの演奏が終わった後、ご家族の客席に座られたのが、なんと私の斜め前の席で、目の当たりに拝見することができ、とても幸運だった。年末にはカーネギーホールでの演奏を予定しているとのこと、お身体を大切にされ、演奏会の成功を願ってやまない。

 

 

 

 

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外転神経麻痺が完治していなくて、あまり写真が取れなかった。唯一撮れた当日の会場、松本文化会館の入り口。

 

 

 

 

 

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