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マルコ・カッペッリ(ギタリスト)
2013.03.24
カテゴリー:演奏会

中之島にある大阪朝日ビル(築75年)、朝日新聞ビル(築38年)と新朝日ビル(築49年)は、老朽化のため、二つの超高層ビルに建て替えられることになっている。フェスティバルホールのある新朝日ビルは既に解体され、13年度中に完成予定で、ホールのこけら落としは2013/4/10、「フェニーチェ歌劇場大阪公演」が予定されている。

三つのビルのうち朝日新聞ビルは来月から解体される。このビルにある 「イタリア文化会館大阪」 がお別れ会として、23日イタリアのギタリスト 「マルコ・カッペッリ」 氏を招き、ミニコンサートを開催するという記事を見た友人が申し込みをしてくれた。

正直言って知名度としては決して高くないので、どんな曲が聞けるのか判らないまま出かけたが、クラシックから現代ものまでをこなし、電気機器を駆使する新しい試みと工夫に、驚きと感動を覚えた。

二台のギターを使用し、最初の一台は普通のクラシックギターで、違いはボディーの上の側面板から下の側面板まで斜めに8本の弦が余分に張られた独特のギター、はじめはどこからその音が出るのか、不思議だった。

プログラムがなかったので、曲名は定かでないが、最初は多分バッハのリュート組曲から2曲、電源を使わずしっかりしたテクニックの演奏を披露した。

その後電源を入れ、電気を通した音ながら、エレキのそれとは全く違い、生音に近い癒やされる音色でテクニックも優れ、YouTubeなど、動画サイトににアップされていないのが残念で惜しい。

後半に使用したギターはこれまた独特で「アメリカのギター製作家が作成し、世界で彼と私しか使っていない」とのことだった。部品は全部分解できると、演奏後にいろいろ解説してくれた。最初のギター撮影と解説を遠慮して頼めなかったが、厚かましく依頼すれば許可してくれたかもしれない。残念!

マルコ・カッペリ Marco Cappelli マルコ・カッペリーギター分解
「マルコ・カッペッリ」プロフィールリンクは  こちら  

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