大阪府泉大津市と堺市にある音楽教室です。ギター・ピアノ・その他レッスンを行っています。

この曲子守歌は長年モーツァルト作曲とされ、ケッヘル番号、K.350 がつけられてましたが、近年ドイツの研究家がハンブルクの図書館で見つけた、18世紀後半の歌集によって「ベルンハルト・フリース」（モーツァルトと同時代の医師）による作品ということが判明しました。

モーツァルト作曲とされた理由については、彼の妻が持っていたフリースの楽譜を見て、ケッヘルが整理番号をつけてしまったから、または、妻の再婚相手が出版した伝記に「モーツァルト作曲」の記述が見られたから等、様々な憶測が飛び交っていますが、明確な理由は分かっていないようです。

ケッヘル番号の訂正は1964年の第6版以降に行われましたが、長年の慣習から今でも「モーツァルトの子守歌」と呼ばれています。

※このmp3は増井容子によるオリジナル編曲です。無断転載や無断使用はご遠慮ください。