ギターワンポイントレッスン
8 正しい「チューニング」(調弦)は演奏の基本
2014.06.13
8 いつも正しく「チューニング」(調弦)しましょう
♥気温や室温が変わればギターの音は狂います
♥ギター弦は室温が変わるだけでも狂います。エレキギターは激しく弾くと曲の途中でも狂います。練習の前に合わせたから安心ということはありません。いつも正しく合わせるためには小まめにチューニングしなければなりません。
♥人の耳は高い音はより高い音を、低い音はより低い音を好むと言われています。だからチューナーで調弦した場合、6弦から順番に調弦し、最後に1弦の調弦は1目盛上げておく方が耳には心地よく響きます。
♥市販されている殆どのチューナー(スマホのアプリも同様)は周波数が430~450Hzあたりまで自由に選択できるようになっています。国際的な標準値はA音(ラ)440Hzですが、近年442Hzに設定する演奏家が増えています。
♥チューナーは、はじめに周波数を設定しておけば、6弦すべて同じ周波数で合うよう設定されていて、操作法、画面はメーカーや機種により幾分違いますが、音が合えば画像でわかるようになっています。
♥注意点①
ギター以外の楽器とコラボする時は、その楽器の周波数を確認し、相手の楽器が固定されてる場合(鍵盤楽器など)はギターを相手の楽器と同じ周波数に合わせなければなりません。
♥注意点②
1弦と6弦は同じ「E音」ですが、2オクターブの違いがあります。6弦を低いと感じてどんどん上げ、気がつけば切れてしまった、などの失敗をします。目だけで判断せず、音も同時に聞く習慣をつけましょう。
クリックで画像を拡大することができます。
(旧ワンポイントレッスン正しいチューニングに関する記述:no.32)
(旧ワインとレッスン変則チューニングに関する記述:no.55)