ギターワンポイントレッスン
6ー2 アコースティック・エレキギターの練習で楽器以外に必要なものを準備する
2014.05.11
ギターを練習するのに必要なものを準備する(アコースティックギター・エレキギターの場合)
♥アコースティックギター・エレキギターを練習する時、必要と思われる物を出来るだけ準備しましょう。
●エレキギターは①~③(椅子・譜面台・足台)まで殆ど必要ありません。
●アコースティックギターは③(足台)⑥(アンプ・シールド)は殆ど使いません。
♥①椅子 ②譜面台 ③足台 ④チューナー(調弦器)⑤カポタスト ⑥アンプ・シールド ⑦ストラップ ピックその他
1)椅子
エレキとアコギは立奏が多いので、椅子は必要はありませんが、長時間練習するには、疲れを緩和するために用意するのも良いでしょう。アコギで座って演奏する場合は、自分に合う椅子を準備しましょう。
2)譜面台
エレキは楽譜を見ることはほとんどありませんから、練習で必要なら準備しましょう。アコギは人それぞれで、自身が必要なら準備するに越したことはありません。高さはそれぞれの好みで。
3)足台
足台は座って演奏するクラシックギターの必需品ですが、立奏するエレキは不要です。アコギは座って演奏する場合も足を組むことが多く、殆どの人は使いませんが、ソロ演奏をする場合、楽器を安定させたければ使用することをおすすめします。
4)チューナ(調弦器)
●ギターはいつも正しく調弦しなければなりません。ステージや部屋の温度でも常に変化するので、度々調弦する必要があります。訓練の出来た人は自分の耳で確認出来ますが、必需品として準備すべきでしょう。ギター以外の楽器と合わせる時、キーボードなど楽器によってチューニングの設定が違います。どの音程に設定するかはバンドやアンサンブルの仲間と決める必要があります。
●エレキとアコギはチューニングが狂いやすいので、必需品と考えるべきです。最近は弦の振動で判断するのが本流で、色んなタイプの物が発売されています。
5)カポタスト(ギターの音程を変える器具)
エレキでは殆ど使うことはありません。アコギではクラシックギター同様、歌の伴奏をする時必要になりますが、購入時はクラシック用とアコースティック用と間違えないよう注意が必要です。
6)アンプ・シールド(コード)・その他
●エレキギターが他のギターと大きく違うのは電気を使うと言うことです。エレアコと言われるギターも同じで、アンプとそれをつなぐシールド(ギターとアンプをつなぐための電気コード)が必要になります。アンプは使用目的に合うのを選びましょう。家で使うなら最小のもの、ライブで使うなら場所に応じた出力の大きいものが必要になります。
●他にエフェクター(音響効果を上げる機器)があるとエレキサウンドを存分に楽しむことができます。
7)ストラップ、 ピック、その他付属品
●ストラップ(ギターを肩から吊す)は立奏には不可欠です。デザイン性の高い商品なので好みの物を探しましょう。
●ピックはエレキとアコギでは形が少し違います。堅さもいろいろあるので、その都度好みの物を選びましょう。初心者は柔らかめが弾きやすいと言われていて、サウンドを重視するなら堅い方が冴えた音を作ってくれます。エレキベースとアコギは、最近指奏する人も多くなりました。
♥主に必要と思われるものは以上ですが、他の付属品が必要になったら、その都度好みに合わせて選べば、楽しいギター生活を送ることができるでしょう。
左:発表会で「また君に恋してる」をアコースティックギターで演奏する中瀬古先生。ソロ曲なのでピックは使わず、クラシック奏法での演奏。
右:荒井貿易株式会社製造「プロアルテⅡ」 私が購入したレスポールタイプの黒。
クリックで画像を拡大することができます。