ギターワンポイントレッスン
5「YouTube」でギターが上達できるだろうか?
2014.04.17
♥「YouTube」を見て聞けば上達できるだろうか?
♥「YouTube」を「見る・聞く」と自分が「弾く」の違い。
1)CD付きの教則本や「YouTube」は見て聞いて練習ができ、指の動きがよく判り楽しく練習ができます。その意味ではとても役に立ちます。ただこのような練習は便利で上達できそうに思えますが、でも一方通行で対話が出来ていないのです。指導をしてもらえないので、実際に正しく弾けているか?が分かりません。そこが盲点なのです。
2)「YouTube」の場合、そのサイトが正しくギター音楽を学んだ講師で運営されていれば、参考になりますが、独学で癖のあるサイトも見受けられ「玉石混淆」で、宝石と路傍の石が入り交じっています。往々にして悪い習慣は速攻でつき、良い習慣はつきにくく、悪い癖を直すには倍の時間がかかります。よく見極める耳と目が必要になります。
3)もう一つ大きな問題は、1)と重複しますが自分がどんな演奏をしているのか、人にどう伝わるのか?判断してもらう必要があります。人の耳に届かない演奏は単に自己満足に過ぎないからです。
4)「自分が楽しめば良い、人のことは気にしない!」それもありでしょう。でももし感動されるような演奏を望むなら、専門家の指導なしで成功はあり得ません。それが再び自己満足として戻ってきます。
5)レッスンが受けられない時の救済策として考えられるのは、自分の演奏を録音し確認しながら練習を繰り返すことだと思います。ですが、これは本人の感性がかなり要求されます。ギターだけでなく世界の優れた演奏家が奏でる美しい演奏を沢山聴き、感性を育むのも勉強の一環だと思います。
に録音機の話しを投稿しています。参考にして下さい。
私が購入したビクターのポータブルデジタルレコーダー。「XAーLM1」
殆どの録音機は再生で生音が聞けず、イヤホンで聞くことになります。練習の状態を即聞きたい時便利です。