音楽教育(レッスン) カテゴリー
日本古謡「さくらさくら」を知らない小学3年生
2020.03.07
カテゴリー:音楽教育(レッスン)
最近小学生、中学生、高校生など、学生が楽器のレッスンに来なくなっている。ピアノの先生達も同じ感想なので、ギターは特にそうなのかも知れない。
唯一真面目にレッスンしている小学生H君に、ギター教本にある「さくら」を宿題にしたところ、知らない曲だ!と言う。これまで小学校の音楽では習わなかったらしい。幼稚園でも歌ってないようだ。
英国の著名ギタリスト「ジョン・ウイリアムス」が「さくら変奏曲」を見事に弾いているが、最後のトレモロがとても美しい。「荒城の月」が教科書から消えた話は何年か前に聞いたが、日本古謡の「さくらさくら」は幼稚園か、小学低学年で教えて欲しいと思う。シニアの人達にこの話をすると、大抵驚かれるのだが。
この記事を書いた時、H君は小学3年生だった。その後新型コロナウイルスの影響で学校は休校状態が続き、今日は6月25日で、3月に書いた記事に今追記している。6月に入って15日からようやく外出規制が解かれ、今月最後のレッスンに来たH君が、先日「さくらさくら」を教わったと言う。何はともあれ、授業で教わったと知りホッとする。
本来日本古謡で簡単な旋律だから、昔は小学校低学年か、幼稚園で教わったと記憶しているが、現代では小学校4年生で教わるのだと知った。
左の写真は先日訪れた久保惣美術館の庭園に咲いていた。花の名称は分からないが、しだれ梅だろうか? 右は助松神社の桜