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イヤホンの多用は将来難聴になるかも知れない
2019.05.29
カテゴリー:健康
去る2月12に「耳年齢チェック スマホで試してみる」の記事を書いた。スマホで試したが無料のアプリと言うこともあり、スマホの機種やそれぞれの音量設定による違いもあり、完全に信用は出来ない。
音楽を生業にしている者にとっては聴力は大切で、体調と同様に気を配っている。ウオークマンが流行した時イヤホンで長時間音楽を聴くのは難聴になりやすいのでは無いか?イヤホンは耳をふさいでいるから、骨伝導で聞くのと同じでは無いだろうか?と気にしていた。ベートーヴェンが難聴になってからは金属の指揮棒を口でくわえピアノに当て、歯から骨伝導で音を捕らえたと言われている。
先日TVの健康番組で「最近難聴になる年齢層が低下していて、ヘッドホンやイヤホンを多様するのが原因の一つで、30歳代でも難聴になる人が増えている」と耳鼻科の医師が話していた。素人の私がかねがね思っていた通りの説明だった。
若年性難聴は訓練によって正常に戻せるらしいが、難聴は徐々に進行し、本人が気づいた時は手遅れになりかねない。回りに迷惑をかけない、臨場感を感じたいなど理由はいろいろあるが、音楽は出来るだけ空気伝導で聞き(イヤホン等を使わず普通に音を出す)将来補聴器を使わなくて良いように考えるべきではないだろうか?